返礼品情報
三州瓦の素材で、500年の歴史ある技術で製作した鬼面です。
鬼瓦(鬼面)は、昔から天地すべての悪霊を追い払おうという考え方から、魔除けとしてつくられてきました。
この作品は、守護神をイメージし、みなさんの幸せを願いつつ心を込めて造っています。
三河の良質な粘土で造り、乾燥させてから、窯で1100度の高温に30時間以上かけて焼き上げ、950度ぐらいまで温度を下げて、密閉してその中にガスを注入。
いぶすと粘土の鉄分と炭素が、化学反応をおこし、素晴らしい銀色が表面に付きます。
銀色瓦(いぶし瓦)は、耐久性・断熱性・遮音性にすぐれ、環境にたいへんやさしいものです。
玄関、お部屋、お庭などに、お守りとして飾っていただけます。
【地場産品に該当する理由】
3号 市外で採れた粘土を使用して、市内事業所(萩原製陶所)にて、製品の成型から仕上げまでの加工のすべて行うことにより相応の付加価値が生じているもの
- 内容
- 縦20cm×横17cm×厚み8cm
- 提供元
- 萩原製陶所
この返礼品を提供する自治体
高浜市は、日本のほぼ中央にある愛知県三河平野の南西部、愛知県のちょうど真ん中に位置します。面積は13.11平方km、人口およそ4万8000人の小さなまちです。
良質な粘土に恵まれ、江戸時代より三州瓦の一大生産地として栄えてきました。 その伝統は、自動車産業をはじめとする「ものづくり愛知」の今に受け継がれています。
厳しくもおおらかな人情味あふれる職人のまち。これが、高浜市の原点。
思いやり、支え合いが息づくまちだからこそ、みんなが「大家族」のように暮らせるまちにしていきたいと考えています。
皆様からの「ふるさと応援寄附金」は、そんなまちづくりに活用します。
2013年B1グランプリで8位入賞!手軽でおいしく、鶏の栄養たっぷり「高浜とりめし」
今から約100年前、高浜市では地場産業として養鶏が盛んとなり、同時に卵を産まなくなった成鶏を食べる文化が始まりました。その代表的なものがとりめしです。
成鶏は硬い肉なので、薄くスライスすること、たまりと砂糖で水を使わないで具を炊くこと、炊き込みではなく混ぜご飯にする、具材をとり脂で炒めることなどの特徴を持っています。
「とりめし」は、市内でも地域により味が異なり、歴史を感じさせる食文化となっています。
2017年、三州鬼瓦工芸品が伝統的工芸品として指定されました!
江戸時代中期ごろから生産が活発化したと考えられており、300年以上の伝統を有します。鬼瓦の製作者は「鬼師」あるいは「鬼板師」と呼ばれ、いまなおその多くの作業を手作りで行っています。
住宅や社寺の屋根に据えられ、邪気や災いを祓うとされる鬼瓦。高浜市を中心とする三河地域の鬼師が生み出す鬼瓦を、屋根だけでなく室内や庭先で楽しめるのが、三州鬼瓦工芸品です。
大きさや場所を変えても、家の守りとなってくれることでしょう。