東急ストーリー 東急グループと“渋谷区”の関わりについて
東急グループは、1918年設立の田園都市株式会社を源流に、交通事業・生活サービス事業・ホテル・リゾート等、人々の生活に密着した様々な事業を幅広く展開してきました。そのなかでも、東急グループと渋谷は特に密接な関わりがあります。
遡ること約85年。1934年には東横百貨店(現:東急百貨店)が開業し、交通の起点としてターミナルが形成されました。
1930年~60年代の高度経済成長期には、東急会館(1954年)、東急文化会館(1956年)が開業。東京オリンピック後の1965年には東急プラザ渋谷、1967年には東急百貨店本店など、今も愛される老舗が開業し、商業や情報の街としての原点が形成されました。
1970年~90年代を迎えると、文化を生み出す拠点として「ファッションコミュニティー109(現:SHIBUYA109)」や複合文化施設「Bunkamura」が開業し、渋谷は日本有数の文化の発信地としての地位を築くこととなります。
そして現在、世界を牽引する新しいビジネスやカルチャーを発信するステージとして「エンタテイメントシティSHIBUYA」の実現を目指し、東急グループは2012年の渋谷ヒカリエの開業を皮切りに、渋谷ストリーム、渋谷スクランブルスクエア、渋谷フクラスなど駅周辺において100年に一度という大規模な再開発プロジェクトを関係者と協力しながら進めています。
また、広域渋谷再開発として、原宿、表参道、青山、代官山、恵比寿などの渋谷駅周辺の街を「点(街)」から「面(エリア)」へと回遊性を高めるような開発にも取り組んでいます。
渋谷は、東急グループが一翼を担いながら、街のにぎわいを創出し文化を発信し続けることで、ビジネスをはじめ、映画やファッションなどさまざまなエンタテイメントが集積する街へと進化を遂げています。