プロにふるさと納税のお礼品で料理を作ってもらったら、走馬灯がよぎった

プロにふるさと納税のお礼品で料理を作ってもらったら、走馬灯がよぎった

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あの料理も、この料理も……夢みたいな美味しさ。
家に帰ってから時間差で気づく。

「あれは走馬灯に出てくる料理だったのだ」

▲ これは、土佐清水の鯖を使った「鯖サンド」と北海道産ホタテの「ホタテのカルパッチョ」

それくらい舞い上がっていた。
ともあれ、その日食べた料理のレポートをお送りする。

腕利き料理人3名が振る舞うお礼品を使った大試食会!


▲ 左から5歳さん、魔女っこれいさん、カイユーヤさん

5歳さんから、ふるさと納税のお礼品で食事会をやるとの知らせを受け、都内某日にキッチンスタジオへ。「お礼品大試食会!」との名目だったけれど、その実態は3人が料理を作り招待客を幸福の海に沈める会。まんまと溺れた。

▲鹿児島県の長島「食堂あさひや」のシェフ カイユーヤさん

料理人のひとりに選ばれたカイユーヤさんは、鹿児島県の長島で「食堂あさひや」で、イタリアンをベースにフレンチ、洋食、和食も幅広く手がけるシェフ。今回は数々の料理の中から、彼が考案した2皿にフォーカスする。

カイさんに料理のテーマを伺うと「せっかくの素材なので、美味しく食べてもらうのが第一ですね。あと、僕の中でふるさと納税のお礼品って、お肉とかが大量に届くイメージがあったので、“家で作れるアレンジ料理”を裏テーマにして作ってみました。少しマネするだけで、家で食べる味がワンランクアップしますよ」と話してくれた。

ジビエらしさが際立つ「ジビエのカレーライスバーガー」


「ジビエのカレーライスバーガー」は、軽くフライパンで焼いたターメリックライス、スライスした甘栗、猪肉のカレー、ごぼうチップスの4層からなる。

「猪肉のカレーはシンプルに市販のカレー粉を使ってドライカレーにしました。肉はクセがなく、ジビエ特有の香りが控えめだったので、甘栗やごぼうでアクセントをつけました」とカイさん。

猪肉の脂の上質な旨みが全開で、まるでコース料理の一皿。ひと癖ある甘栗やごぼうが奥深さを生み出し、鼻から抜ける香りまで美味しい。市販のカレー粉を使ったとは思えない仕上がりで、ジビエをカレーでアレンジしたり、甘栗やごぼうをアクセントに加える点は真似しやすそうだ。

■ 使ったふるさと納税のお礼品 ・お米マイスター厳選の輪島米9種つめあわせ ・高たんぱく低カロリー!のとしし肉ジビエ500g

材料(2人前)

  • 猪肉 … 150g
  • にんにく … 1かけ
  • 生姜 … にんにくと同量
  • たまねぎ … 1個
  • セロリ … 1/3本
  • 人参 … 1/3本
  • しめじ … 1/4パック
  • ごぼう … 適量
  • あまぐりむいちゃいました … 4個
  • 塩 … 適量
  • SBカレー粉 … 大さじ1.5
  • コリアンダー … 小さじ2
  • ターメリック … 小さじ1
  • こいくち醤油 … 小さじ1
  • 昆布だし汁 … 200ml
  • ごま油 … 適量

作り方

  1. 猪肉を1口サイズに切る。
  2. 玉ねぎセロリ人参にんにくしょうがをみじん切りにして、しんなりとするまで炒める。(このとき塩を少し入れて炒めると、早く火が通る)
  3. イノシシ肉としめじを入れて更に炒める。
  4. カレー粉とスパイスらを別のフライパンで乾煎りする(焦がさないように注意)
  5. 1から4をすべて混ぜ合わせる。
  6. スパイスが馴染んできたら、だし汁をしてて伸ばす。
  7. 濃口醤油を少しいれて、味をととのえる。
  8. ごぼうはピーラーで薄くそいで、ごま油でカリカリに素揚げする。
  9. ごはん2合にすべての食材を混ぜて炊く。
  10. ごはんを器によそい、あまぐりむいちゃいましたをスライスしたものを乗せ、ルーをかけて、最後にごぼうを乗せると完成!

贅沢に旨みをすする「ホタテのポタージュスープ」


「ホタテのポタージュスープ」はホタテと牛乳で仕上げてあり、ホタテのフリットが添えてある、ホタテづくしの一品。

一口すするだけで、北海道のホタテの濃厚な旨みの洪水。隠し味の白味噌や塩麹でほんのり優しい甘みをプラスすることで、余韻に懐かしい滋味が広がる。ここにホタテのフリットがスープに飛び込めば、新たな展開がはじまるのだ。

あまりにも贅沢な味わいで「家ではできそうにない」と尻込みしていたら、使用した北海道猿払産ホタテは一度に1kgも届くとの情報が。大量に届くからこそ、はりきってチャレンジしてみたい料理といえそうだ。

■ 使ったふるさと納税のお礼品
・北海道猿払産 冷凍ホタテ貝柱 1kg(61から80玉)

材料(作りやすい量)

  • ホタテ … 200g
  • 玉ねぎ … 半玉
  • にんにく … 半かけ
  • 白ネギ … 白い部分を7センチくらい
  • 白ワイン … 70ml
  • ローリエ … 1枚
  • 牛乳200ml
  • 生クリーム … 100ml
  • バター … 20g
  • 塩 … 適量
  • ホワイトペッパー … 適量

作り方

  1. にんにく、たまねぎ、ネギをみじん切りにして、バターと塩を入れて炒める。
  2. ホタテを入れてホワイトペッパーを少しかけて炒める。白くなってきたらワインとローリエを入れて煮立たせる。
  3. 牛乳を入れて煮る。(沸騰しないよう注意)
  4. フードプロセッサーで粉砕して、最後に生クリームを入れて塩で味を整えて完成!

他にも、水っぽくなりがちな冷凍フグの刺身を昆布締めにするなど、素材の旨みを活かした料理をたくさん作ってくれたカイさん。最後には「どの素材も質が良く、作っていて本当に楽しかったです」と笑顔で語ってくれた。

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作者プロフィール
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酒場が人生の友と勝手に決め込む食いしんぼうライター。Web、紙媒体問わず、主に酒の記事を執筆。相撲の番付表の貼ってある居酒屋が好き。

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