ふるさと納税やってみた

“ふわとろ”の幸せを。ふるさと納税でおうちカフェをやってみた

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“ふわとろ”の幸せを。ふるさと納税でおうちカフェをやってみた

コーヒーの味なんてわからないのに「就職に有利そうだから」「おしゃれでなんかイケてるから」という理由だけで、カフェでアルバイトをはじめた。

不純な動機ではじめたバイトだったけど、誰かの1日を豊かにする仕事は意外と性に合っていて、6年半コーヒーを飲み比べていたら、風味の違いもわかるようになった。そして今では、コーヒーなしでは生きられないほど、毎日に欠かせないものになっている。

“新しい生活様式”のなかで、ずっと後回しにしていたコーヒー器具を購入した。おうちでおいしいコーヒーが飲めるようになったので、最近は日本各地のコーヒー豆や、スイーツなどを注文して「おうちカフェ」を楽しんでいる。

せっかくお取り寄せするならば、と前から気になっていたふるさと納税をやってみることに。

身近な地域を第2のふるさとに

夫婦ふたりとも東京生まれ、東京育ち。

“ふるさと”と呼べる地域は特になく、上京してきた友達の方言や、長い休みに帰省する姿を見て少しうらやましいなと感じていた。

でも、フリーランスになり、東海地方に拠点がある会社と出会い、東京以外の地域の暮らしも身近に感じられるようになった。

せっかく寄付をするならば、ゆかりのある地域に貢献したい。そう思って選んだのは愛知県岩倉市の洋菓子店『アンジュール』の「養鶏所直送の名古屋コーチン卵使用の半熟チーズケーキとメープリンセット」。

寄付手続きでは、寄付金額の使い道も選べる。氏名や住所などを記入して、手続きは完了。そこから、約1週間ほどでお礼品が届いた。

とろけるプリンとチーズケーキで、おうちカフェ

お礼品は全部で2箱。「アンジュール」と書かれた箱の中にはプリンが4個、チーズケーキが4個。岩倉市とアンジュールがコラボした「いーわくんまどれーぬ」も5個届いた。

小ぶりな瓶に入ったプリン。見た目もかわいらしく、見てるだけでワクワクする。

プリンのソースは別添え。ソースをかける前にフライングして食べたくなったけど、とろーりメープルソースをかけていただきます。

固めと、なめらか、2つの派閥があるプリン。でも、メープリンはそのどちらにも属さない、独特な固さとなめらかさを併せ持つ一品。濃厚なプリンに、やさしい甘さのメープルシロップが絡み合い、口の中が幸せで満たされた。

うつわ選びでカフェ気分をより楽しめるのがおうちカフェの醍醐味。『MOTTA』のコースターに瓶をのせてクラシカルな雰囲気に。

チーズケーキは、世界で長年愛される『ロイヤルコペンハーゲン』のうつわに合わせて。シンプルで小ぶりなケーキは、大きめな洋食器の柄で華やかに。

チーズケーキはおやつタイムにちょうどいいサイズ感。しゅわっとふんわり、口の中でとろける食感。名古屋コーチン卵とフランス産の高級クリームチーズを使ってつくられたそうで、口どけなめらか。コーヒーと一緒にとろける食感を楽しんでも◎。

「いーわくんまどれーぬ」も程よい甘さ、食感でおいしい。その地域ならではの愛嬌を感じる一品。

コーヒーを丁寧に淹れて、本格的なスイーツを取り寄せて。自分にちょっぴりご褒美を。

今度は、とっておきのコーヒー豆を探してみたいと思う。