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2019年10月に発生した台風19号の被害で崩落した、上田電鉄別所線の赤い鉄橋。2020年3月に全線運行再開を目指して現在も復旧工事が進められています。別所線沿線にある創業120年の老舗酒蔵である若林醸造が地域復興を願って造ったオリジナルのお酒や上田産の日本酒三本と、別所線が1日乗り放題となる「 １日まるまるフリー切符」を一緒にお届けします。
長野県上田市の上田駅から別所温泉駅までを結ぶ上田電鉄別所線。のどかな田園風景をゆっくりと走る２両編成の電車は「丸窓電車」が走っていたことで知られ、別所温泉の観光客や地域住民の足として長く愛されてきました。1924年（大正13年）に開通した千曲川橋梁、この赤い鉄橋は長らく上田のシンボルでもありましたが、2019年10月に発生した台風19号の影響で千曲川が増水したことにより鉄橋が崩落。災害が少ない上田地域でのまさかの惨事に、地域住民も鉄道ファンも多くの人がその光景に胸を痛めました。
赤い鉄橋が崩落した映像を見て「心がえぐられる思いだった」と語るのは、別所線沿線にある創業120年の老舗酒蔵、若林醸造杜氏の若林まみさん。自身も電車の音を身近に聞いて育ち、別所線で高校に通いました。地域住民にとっては交通手段がなくなるだけでなく、精神的ショックが大きかったと言います。自身の仕事であるお酒で地域を助けたい、お酒を造って売上の一部を寄付し、微力でも復興の支援にと考えました。 地域から沢山の支援が集まったことに上田電鉄株式会社の山本社長は「感謝しかない」と言います。「台風から一年以上が経っても風化することなく支援され続けています。皆様からの応援を糧に、2021年3月に橋の復旧と別所線の全面開通を目指して工事を進めています。復旧が地域活性化に繋がることを願っています」
「がんばろう！上田電鉄別所線」は、すっきりとした味わいと後味のキレが良く、冷酒から御燗まで幅広く楽しめる本醸造酒。別所線を知るきっかけになればと、誰でも飲みやすいお酒に仕上げました。ラベルには、赤い鉄橋と別所線の車両、信州の山をあしらいました。鍋料理との相性が抜群です。大吟醸酒の「月吉野」は、お酒の王様にふさわしい、華やかな香りとキリッとした味わいが特徴。重厚感があり、お祝いの席や贈答用にもオススメです。純米酒の「つきよしの」は、爽やかな酸味と甘みのあるお酒。お食事と一緒にお楽しみください。
プロフィール 上田電鉄株式会社／代表取締役社長 山本修さん 1983年東急株式会社に入社。地域開発や不動産関係に長く従事する。2019年4月に上田電鉄株式会社の代表取締役社長に着任 若林醸造株式会社／杜氏 若林まみさん 上田生まれ。大学で上京し卒業後はアパレル関係等で勤務。東日本大震災を機に地元に戻り酒蔵を継ぐことを決意。地元酒蔵で三年間の修行を経て、2016年杜氏となる。
上田市は、戦国時代に名を馳せた武将「真田幸村（信繁）」の活躍を描いた２０１６年NHK大河ドラマ「真田丸」の舞台となった地で、市中心部には、徳川軍の侵攻を二度にわたり退けたことで有名な上田城（城跡）があります。また、美ヶ原高原や菅平高原、千曲川の清流、信州の鎌倉と呼ばれる塩田平の田園風景など、豊かな自然にも恵まれ、毎年多くの観光客の皆様にお越しいただいています。
本市では、将来都市像「ひと笑顔あふれ、輝く未来につながる健幸（けんこう）都市」の実現に向け、市政、地域、行政の協働のもと、ふるさとの歴史・文化・自然に誇りを持ち、健康・幸福でいきいきと暮らせるまちづくりに全力で取り組んでいます。
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■寄附金受領証明書、寄附金税額控除に係る申告特例申請書（ワンストップ特例申請書）
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